航空大学校一次試験の英語対策【就活にも使えた体験談】

 

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航空大学校の受験、また就活を控えている方へ。

 

航空大学校の英語を効率的に対策したい方や、航大対策をきっかけに英語力を武器にしたいと考えている方はいませんか?

 

本記事では以下の内容を解説します。

 

 

もくじ

 

 

この記事を書いている私は、四ヶ月で効率的に対策を行って航空大学校に一発合格し、

航大対策の一環で受験したTOEICは二ヶ月で155点アップを達成しましたので情報の信頼性担保に繋がると思います。

 

 

航空大学校の英語対策【参考書と勉強法】

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航空大学校の英語の傾向

以前の記事(航空大学校の過去問の出題形式【合格者が解説します】 - laublog)で簡単に説明しましたが、ここではより詳細に解説します。

大問①:空所補充問題<短文>(2点×10問)

大問①は空所補充問題です。センター試験の第2問ととてもよく似ている問題です。短い文章に1単語だけ空所が設置されており、4つの選択肢の中から最適な単語を解答します。単語の意味が分からないと解けない問題は数問出題されますが、基本的には文法の知識が身につけられれば解ける問題です。航空系の話題が出題されることもあり、過去問を解く際は興味深く感じるかもしれません。

大問②:空所補充問題<1段落の文章が4つ>(3点×10問)

大問②は少し長い文章での空所補充問題です。大問①と違って、いくつかの文が含まれる文章が1段落出題され、そのなかの2つ〜3つの空所に最適な単語をそれぞれ4つの選択肢から解答します。この問題も語彙力が試される問題もありますが、文章全体を読んだときによりスムーズになる単語を選んでいくことが大切です。たまに空所の前後しか読まない人もいるらしいですが、私のように英語力に圧倒的な自信のない人は、いやそういう人こそ、文章全体をちゃんと読んで解答することが大切です。

大問③:英文和訳<長文1つ、下線部4つ>(計30点)

大問③は英文和訳です。配点も高く、文章も1000語くらいのものが出題されるため、間違いなくここが山場になるでしょう。長文は海外のニュース記事などが出典になっているらしく、私の友人はCNNなどのニュースを読んで対策していたようです。もし余裕がある人は海外ニュースに目を通しておいてもいいでしょう。これも先の大問②と同じですが、下線部の前後だけ読んで解答するのはおすすめしません。もちろんそれでもきちんと解答できる人はいるかもしれませんが、文章全体を読むと思いがけないヒントが隠れていることがあります。それを使わない手はありませんよね。

大問④リスニング(1点×20問)

大問④はリスニングです。一問一答形式で文章が読み上げられます。TOEICの大問3や4のレベルがそこそこ聞き取れる人なら解ききれるレベルかと思います。リスニング音声の過去問は公表されていないのでイメージがしにくいかと思いますが、普段から英語を聞き、センター試験などの音声で問題慣れしておくのも有効な対策に繋がると思います。

 

一番手軽に行える対策

航大の英語対策として一番手軽に行える方法は、TOEICの勉強をすることです。

航大の対策、と言いましても航大対策の参考書はなく、過去問が全てと言っても過言ではありません。TOEICであれば書店に数え切れないほど参考書がおいてあり、比較的安く優良な対策ができます。レベルでいってもTOEICの難易度は航大の英語よりもすこし高くなっており、練習に最適です。

実際私もTOEICの参考書を勉強して英語の基礎力UPを狙いました。TOEICの文章はビジネス向けですので、やたらと部署の名前が出てくるといったようなこともありましたが、教材が無限にあるので毎日勉強するのにはぴったりだと思いました。

 

私が使用した参考書

参考までに、私が使った本を紹介します。

 

基本的に、TOEICの参考書は「満点狙い」「900点超え狙い」といった高レベルのものを使うのがいいです。解けないとは最初のうちだけでどんどん慣れてきますし、最短で学力を上げるには少し大きめの圧力をかけましょう。

 

 

航大の対策を就活に活かす【英語力を武器にする】

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就活における英語の重要度

就活において英語力(=TOEICの点数)は就活生の努力値を測るのに最も有効な数字です。帰国子女などを除き、基本的に外国語の習得は誰にとっても壁が高い一方、全員が中学校から10年かけて学んでいるうえに努力を積もうと思えばいくらでも手段があるからです。これと同じことは学歴にもいえます。高校生のころどれだけ頑張ったかを測るには学歴を見るのが手っ取り早いですよね。ここで、採用担当者になったつもりで想像してみてください。就活生が大学時代に何をどれだけ頑張ったかを評価するのは結構大変ですよね。ある人は体育会でスポーツを頑張り、ある人はゼミの研究に没頭し、ある人はサークルの代表を務めた・・・。彼らをどうやって優劣つけますか?その際、一番手っ取り早く評価できるのがTOEICです。TOEICなら誰でも受験するチャンスがあり、英語の勉強という「日々こつこつ努力をする」というどの企業にも必要な人材の要素を確かめられます。英語が大して必要のない企業でもTOEICの点数を履歴書に書かせるのはこれが理由です。もはやTOEICは就活における評価の共通言語になっています。以上はあくまで自説ですが、就活を進めるなかで確信に変わりつつあります。

 

英語力(TOEICの点数)があれば学歴を逆転できる

先に述べたように、学歴は「高校時代の努力値」を測ることができます。しかし企業はより直近の「大学生時代」にどれだけ努力を積んだかも知りたいと思うのは自然です。もし学歴に不安がある人は英語で見返せばいいです。

具体的に何点とればいいかは諸説ありますが、私が日本航空(JAL)の自社養成パイロットの説明会に参加した際、採用担当の方が「だいたい730点あれば・・・」とこぼしていました。(笑)自社養成パイロットは国内の新卒採用の中で屈指の人気とレベルの高さを誇るので、730点があれば大体のところでも「TOEICが悪い」という評価はされないでしょう。

 

 

一ヶ月でTOEIC155点アップの体験談とオススメ英語学習

私が具体的に行った勉強法は、先に述べたTOEICの参考書を解くことと英会話による学習です。

「TOEICなのに英会話?」と思う人もいるかもしれませんが、英語で英語を学ぶということはとても効率が良いです。かくいう私も初めは半信半疑でしたが、普段英語に触れる機会の少ない私たちは少しでも英語に触れる機会を増やすことで見違えるような成果が出せます。

 

私は対面式の英会話教室とオンラインでの英会話サービスの両方を利用しました。より正確に言うならば、一ヶ月半ほどは対面式の英会話教室に通い、その後オンラインでの英会サービスに登録しました。

 

私が通った対面式の英会話教室はベルリッツです。(英会話なら英会話教室・英会話スクールのベルリッツ

ベルリッツは講師や教材の質が最高レベルの英会話教室です。1コマ40分、日本語は一切使いません。まさに英語漬けの時間を過ごすことで格段に英語力を上げられました。少々学費が高く、私はずっと通うことは叶いませんでしたが、ずっと通いたいと思える英会話教室でした。

www.berlitz.co.jp

 

次に、私が利用したオンライン英会話サービスは、DMM英会話とネイティブキャンプです。初めはDMMに入会しましたが、一週間くらいでネイティブキャンプに切り替えました。共にいいところと懸念点があったので簡単にまとめますと、

DMM英会話の良い点…教師、テキストの質が良い。サイトも使いやすい。

DMM英会話の懸念点…一日25分の授業が1回しか受けられない。短期での学習には不向き(?)

ネイティブキャンプの良い点…一日に何回でも授業が受けられる。

ネイティブキャンプの懸念点…教材の質がDMMよりかは低い。

こんな感じです。

私はとにかく早く英語力をアップさせる必要があったのでネイティブキャンプで一日に何度も英会話をしました。結果的に早い段階で英語に慣れていき、とても満足しています。いまでもネイティブキャンプは利用しており、無料で使えるリスニング/リーディングツールも合わせて使っています。

 

もしオンライン英会話に興味があれば、DMM英会話、ネイティブキャンプ共に無料体験実施中ですので試してみるといいかもしれません。

 DMM英会話↓↓

 

 

 ネイティブキャンプは1週間無料で使えるので、一日に複数のレッスンを受けたあとの自分の上達具合に驚きを感じられると思います。

 

 

 

では、今回は以上です。

パイロットになったあとも英語力は必要ですし、英語力は自分のキャリアアップにも絶対必要です。航大対策をしながら改めて英語力の向上に努め、より明るいパイロット人生を歩みましょう!

 

 

物理対策についてはこちら

laublog.hatenablog.com

 

 数学対策についてはこちら

laublog.hatenablog.com