航空大学校一次試験の物理対策【最適な参考書も紹介します】
航空大学校の総合2で出題される物理について悩んでいる方へ。
航空大学校の物理の対策が知りたいという方、
合格者が行った効率的な勉強法を知りたいという方はいませんか?
本記事を読むことで、
①航空大学校の物理対策で最適な勉強法、②合格者が使っていた参考書
が分かります。
本記事は以下の順序を解説します。
もくじ
この記事を書いている私は、文系学生ながら4ヶ月で効率的に受験対策を行い、
航空大学校に一発合格を果たしましたので情報の信頼性担保に繋がると思います。
文系でも物理の対策は可能か?
結論から言うともちろん可能です。私は物理の9問中8問に正答しました。事実、私以外にも文系学生が数多く合格を果たしており、文理の壁を乗り越えて物理対策をしっかり行えた証明となっています。万一、物理に圧倒的嫌悪感を感じているようだと少し苦しむかもしれませんが、入試対策の勉強で音を上げているようでは入学後の勉強はもっと苦しむはずです。誰でも乗り越えられる壁ですので頑張って乗り越えましょう。
後でも述べますが航大の物理の範囲は比較的イメージしやすい分野が多く、物理初心者でも取りかかりやすい問題が多いです。きちんと公式の意味を理解した上で暗記し、どうやって問題を解いていくかが分かってくれば自然とある程度は解けるようになります。
私は勉強を始めた際、高校時代の記憶を辿りましたが運動方程式でさえうろ覚えの状態で、「vが速度で、mが質量だったよね・・?」といったようなレベルでした。これだとさすがにまずいので、良質な参考書と過去問で徹底的に鍛え、物理である程度の得点が見込めるようになりました。以下の記事では私が行った対策を紹介していきます。
航空大学校一次試験の物理対策
航空大学校の物理の出題範囲
航空大学校の募集要項には以下のように記載されています。
時事問題を含む社会常識及び数学(数と式,二次関数,二次方程式,三角比,三角関数,指数関数,対数関数,微分,積分,平面図形,ベクトル等),自然科学(気象,力学,熱力学,波動,電気と磁気等)の一般知識を問う試験をマークシート方式で行います。
つまり物理の出題範囲は、「力学,熱力学,波動,電気と磁気等」ということになります。原子物理などが範囲内にあったらさすがに文系勢は無理ゲー感がありますが、(理系の人も結構しんどいのではと思っています。)上の範囲であれば比較的分かりやすいです。物理に限らずですが、航大は特定の問題が数年おきに出題されているので過去問の研究をしっかりと行って頻出問題は完璧に出来るようにしておきましょう。
最適な勉強法【成功に近道はなし?】
本当は合格者が実践した裏技をお伝えできればいいのですが、そんなものは存在しません。
参考書に穴が空くほど理論を読み込む→公式の意味をしっかり理解した上で暗記する→地道に問題を解く→答え合わせ→正答でも綺麗に解けているか確認、不正解なら問題文に間違えた問題としてチェックを書き込んだ上でもう一度解く→自力で無理なら答えを読んで解く→しばらく時間をおいてから問題を解きなおす。
これだけです!本当に単純です。でもこの単純なことが本当に難しくて、多くの人が挫折してしまいます。
コツは「参考書を何周もすること」です。そのためにはじっくり1問にこだわってやるというよりも、きちんと解けて納得感があればどんどん次に進めるようにしていました。質を求めてじっくりやる1周よりテキパキ進んだ3周の方が結果的に頭に残ります。
なぜ次々と問題を進んでいって参考書を何周もした方がいいかというと、人間の記憶は短期記憶を繰り返していくうちに長期記憶として定着していくからです。じっくりやりすぎると次にその問題に戻ってくるまでの時間がかかりすぎてしまい、まるでイチからやりなおすような感覚になってしまいます。そうならないようにできるだけテキパキと問題をこなしていき、「ついこの前やったから解き方少し覚えている・・・」という状態をつねにキープしましょう。これは間違いなく学力の向上と定着に役立ちます。
このように、最適な勉強法とは地道な努力そのものです。この地道な努力の先に夢が叶えられると信じて頑張りましょう。時には息抜きも大事です。私の場合は好きなユーチューバーの動画を1本見ていました。あんまりいい息抜き方法ではありませんが(笑)あと睡眠はきちんととりましょう!受験で大事な時期だからこそ睡眠にもこだわってください。22時までに寝るのが理想ですがなかなか難しい人もいるかもしれません。それでも、おそくとも日付が変わる前には寝ましょう。夜更かししてやりたいことがあったのならその分朝早くおきてやりましょう。これ重要です。
オススメの参考書
航大受験生の8割方は使っているのでは?という定番の参考書がこちら。
初心者でも比較的分かりやすく、問題もシンプルで分かりやすいです。この参考書にある出題範囲の該当分野をやりこんで完璧に仕上げれば航大の物理は解けます。
他の受験生の中には「良問の風」という参考書にも取り組んでいた人もいたようです。良問の風も大変評判のいい参考書ですね。
もう一冊、私はより問題数をこなしたかったのでこちらの参考書にも手を出しました。
こちらはより難易度が上がります。この問題集をやりこむ必要は全くないでしょう笑。私はただ、気になった問題の例題を解きたいときにこの問題集から探して解きました。そのような使い方で充分だったと思います。物理のエッセンスも良問の風も解ききってしまったり、物理で満点を狙っている人がいたりしたらこちらもチェックしてください。
それでは、今回は以上です。
物理は苦手な人と得意な人との差がはっきり出てしまう科目です。正統派なやり方でしっかりとした実力をつけましょう。
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